体感的には変化は感じられず
ZRX1200Rを少しでもパワー、燃費等の向上になったら、という気持ちで、N-Project Earthing Systemを取り付けてみました。
取付け後の感じですが、どこか変わった?というレベルで体感、燃費、等あまり変化は感じられませんでした。唯一、低回転からのふけ上がりが若干軽く回るようになったかな?と感じた程度。
変更前をしっかり確認していなかったので変化の度合いは分かりませんが、すぐにプラグ4本を良い物に変えるぐらいだったらアーシングを付けた方がいいかもしれません(確実にアースに落ちてるし、プラグ4本より安い)。
電圧は15V前後(ヨシムラデジタルマルチメーター読み)
取付けは簡単
取付自体は難しくなく、ボルトを抜いてアースをかませてボルトを締める付けるだけ。一番大変なのがタンクを外すくらいです。
若干手間のかかる部分がボルトを緩める事とアースをバッテリーマイナスへ配索すること。
ボルトはほとんどにネジロックが塗布されているので、メガネレンチ、ソケットレンチ、Tレンチは必ず必要。特にスターター部はかなり固く、Tレンチでもかなり力がいりました。
バッテリーマイナスの配索は図のAとBのハーネス計4本の線をバッテリーケースの横穴から入れるためかなり狭く、またバッテリーとケースの上方のクリアランスが少ないので、アースを付けるとかなりきつくなります。
ZRXへ付ける場合、バッテリーケース横の穴はちょっと拡大した方がいいかもしれません。私はそのまま強引に付けましたが、バッテリーを1/3位しか引き出すことができません。
バッテリーのメンテナンスが大変
右のバッテリーケースへ入るケーブルを見て分かる通り、多くのケーブルがバッテリーケースの中に入ります。
元々、ZRX1200Rのバッテリーケースは、タンク下でバッテリーのサイズにピッタリなほどすき間が少ないので、バッテリーケーブル+ーと太いケーブル1本と細いケーブル3本であふれかえります。
バッテリーを付ける時、まず沢山のケーブルがバッテリーの上に来るように、グイグイと引っ張りながらケーブルが届く範囲までバッテリーをケース内に押し込む。
プラス側を留めたら、なかなか良い所に動いてくれないケーブルをマイナス側にボルトで留め、ケーブルで一杯になっているバッテリーケースへ収まるよう、バッテリーをグイグイと押して収納し、蓋を閉める。
バッテリーを外すときも同じような工程で、とにかく融通が利かないケーブルと狭いバッテリーケースと格闘することに。
そんな訳でバッテリーを付けたり外したりするのが面倒で、バッテリーのメンテナンス(乗らない時期はバッテリーを外して保管)が大変なので、このアーシングは外しました。
外した後、久しぶりにエンジンをかけ、ちょっと乗ってみましたがあまり変わった感じがしないので、新しいバイクには効果はないと思います。
その他ZRX1200Rに取り付けているカスタムパーツ
- N-Project Earthing System
- ヨシムラ Digital Multi Temp Meter
- RAYBRIC マルチリフレクターヘッドライト
- ドクター・SUDA ビキニカウル フレームマウントステー
- COLOR’S International Striker ARATAステップキット
- Rough&Road HARDY ハンドルブレース
- デイトナ ビレットメーターパネル
- Earl’s ステンレスメッシュホース
- スクーデリアオクムラ MEイニシャルアジャスタ K2-17タイプ
- Rough&Road RALLY591 スーパーライトキャリア
- デイトナ COZYシート
- MRA スポイラースクリーン