より自然なハンドリングに、高速はちと厳しい
ZRX1200Rのカウル重量からくるステアリングの切れ込みにどうしても違和感を感じていたので、以前から気になっていたドクター・SUDAのZRX1200R用ビキニカウルフレームマウントステーを購入。
35,000円、ステーの重さは0.8Kg
ビキニカウルをフレームマント化してすぐに、自然なハンドリングとレスポンスの軽快さを感じた。
具体的には、今まではバイクをすこしづつバンクさせようとすると、その重さからステアリングが多めにきれて、バンキングを邪魔するような動きをしていたが、それがほとんど感じられなくなった。
また市街地などで、右折車両をよけて直進する左、右とスラローム的に切り返す場合、左にバンクさせてハンドルがゴロンと多めにきれ、右に切り返す時左へのゴロンが落ち着いてから右にバンクさせてハンドルが右にゴロン、といった感じでバイクのバンクに対してステアリングがゴロンと多めに切れていた。
それがバンクさせるとスッとステアリングが適度にきれ、反対に切り返すとスッときれて、かなりステアリングのレスポンスが良くなり、かつ切れ込みすぎない。
志賀草津道路や万座ハイウェイを走った印象では、タンクバックを付けている状態でも、以前よりハンドルの切れ込みを腕で抑制しながら走る必要はほとんどなく、様子を見ながらバンクしていくようなコーナーでもバンキングを邪魔されずに走る事ができた。
また切り返しでもハンドルが落ち着くのを待って(ハンドルがきれ終わるのを待って)切り返していた感じだったのが、きれる量や勢いが少なくなったので、かなりコーナーでの自由度が上がった。
高速道路では、取付け前後の写真を見て分かる通りカウルは前下方に移動しているので、コブシ一個分風が下に当たるようになった印象。
当然だが、ライトの方向はハンドルと同じ方向を照らさないので、このステーを付ける場合、ハンドリング優先か使い勝手・快適性優先かという選択をする事になる。
取付けは簡単、車両によっては・・・
実際の取付けはそんなに難しいものではありません。
カウルを外して、メーター外して、ヘッドライト外して、アクセルケーブル外して、ステーを取付けて、後は復元。
ステーの車体への取付けはヘッドパイプにボルト4本を取り付けるだけ。
作業時間は下記の各調整も含めて、約3時間。
とやる事は大した事では無いけれど、カワサキ車がアバウトな為か各部調整しながら付けなければいけないところが数ヶ所。これは車両によってマチマチだと思うので私の車両の場合、
- ZRX1200Rのステアリングヘッドの溶接部が盛上り過ぎなのか、ほんの少し乗上げ、ステー干渉部を切削。(右写真参照)
- ステーには車両番号が見える様に設計してあるが、車両によって刻印の位置がマチマチなので、ステーで隠れる場合がある。
私のは下3桁下部が被っているので、車検が通るかは微妙。(ギリギリ車検は通りました) - 純正カウルステーの形状誤差が大きく、車体への取付け穴は誤差が少ないので、カウルステー取付けがちょっと大変。
ノーマル状態でカウルステーの三つ又下部取付け穴へはボルトが斜めに締めつけてあったのが、純正カウルステーの形状誤差が大きいと言った理由。(ボルトを斜めに入れたのはメッシュホースを入れた時ここを外したナップスです・・・。)
右の写真は必要な部分を全部バラした状態。
その下はカウル装着前のZRX1200R。昔のFX400Rみたい・・・。
フレームマウント後のコックピットはちょっとスカスカになった印象。
その他ZRX1200Rに取り付けているカスタムパーツ
- N-Project Earthing System
- ヨシムラ Digital Multi Temp Meter
- RAYBRIC マルチリフレクターヘッドライト
- ドクター・SUDA ビキニカウル フレームマウントステー
- COLOR’S International Striker ARATAステップキット
- Rough&Road HARDY ハンドルブレース
- デイトナ ビレットメーターパネル
- Earl’s ステンレスメッシュホース
- スクーデリアオクムラ MEイニシャルアジャスタ K2-17タイプ
- Rough&Road RALLY591 スーパーライトキャリア
- デイトナ COZYシート
- MRA スポイラースクリーン