東北キャンプツーリング

2003.8.4(月) ? 7(木)

8月5日(火)

男鹿半島制覇ならず

この日はより確実な修理をするため、バイク屋へ連絡&修理をするつもりだった。レッドバロンが盛岡にあるらしい。

私のバイクはレッドバロンで購入したので、ツーリングパスポートを持っていた。そういえばロードサービスってあったなと、項目を見ると「20Km以上のツーリングに出かける際、出発前に登録していただくと、ロードサービスが無料で受けられます」。200Km無料ロードサービスは知っていたが、これは知らなかったというかよく見てなかった。今後、活用しよう!

友人が電話をかけようとツーリングパスポートのレッドバロン盛岡を見てみると、なんと火曜が定休日。これはまいった。この日は諦めて、男鹿半島へ行くことに決め出発した。

北上金ヶ崎ICから高速に乗るためR4を南下していると、右手に「ジェームス」発見。トヨタ系のカーショップだけど一応修理できるか聞いてみる。が、やはりだめだったけど代わりにバイク屋を教えてもらった。

北上江釣子ICからちょっと入っていったところにあるというバイクショップに到着、話をしてみる。エンジンをかけて何回かアクセルをふかしていたが「とんでもなく排気漏れしている訳ではないし大丈夫」、ということでそのまま男鹿半島へ向かうことにした。

時間はすでに昼前、ガソリンを入れて北上江釣子ICから高速に乗る。北上JCTで秋田自動車道に入り、男鹿半島を目指す...がブラックバードのペースがあまり上がらない。

昼食のため立ち寄った錦秋湖PAで聞くと、バイクの調子でも悪いのかと思っていたが、Tシャツが異様にばたついてスピードが上げられないとの事。(この日は明け方雨が降っていた為、ずっと雨だとふんでメッシュジャケットの代わりにカッパを着ていたが、雨が止んだため例のバイク屋でTシャツになっていた。)

錦秋湖PA

錦秋湖の側にある錦秋湖PA。遊歩道があり、錦秋湖を眺めることが出来る展望台がいくつか建っている。

と言うことで適度なペースで男鹿半島へ向かう。秋田自動車道はほとんど対面通行で一車線、時折追い越し車線が出てくる。

この高速で路肩を少し遅いペースで走る車を発見。いたって普通の車。何なのか分からないまま他の車と一緒にその車を追い越していく。遅く走りたいけど、一車線しかないので渋滞するから路肩走って抜かさせようとしたのか、まったく不明。

適当なタイミングで休憩を取りながら、目的の昭和男鹿半島ICに到着。R101に出て、寒風山を目指す。しばらく走っていると男鹿大橋に差しかかる。左手には日本海、右手には八郎潟が見える。

おぉ?あれが八郎潟か、と感動しながら走っていると右手の山頂に展望台が見えてきた。あれがきっと寒風山の回転展望台だな、と思いながらR101から県道54に右折した。「寒風山」の看板に沿って走っていくと、右手に展望台が見えてきた。

なにやら左側に展望台らしきものがあるので、駐車場に入ってみる。寒風山の展望台かと思って駐車場に入っていった所は「寒風山園地小展望台」だった。

小高い丘を登っていくとあるその小展望台からは、先ほど走ってきた道、日本海、八郎潟を上から見ることができる。

土産屋のおばちゃんが言うには、先ほどまで霧が出ていてほとんど見渡すことが出来なかったという。私たちが到着した時には快晴で景色を十分楽しむこことが出来た。

寒風山園地小展望台からの風景

寒風山園地小展望台からの風景。右手に日本海、真ん中から左手に八郎潟を望む。
見ての通りとても見晴らしが良かった。

男鹿半島地図

寒風山園地小展望台にあった地図。
左の写真はちょうど白矢印の根元が現在地で矢印の方向に向いて撮ってます。

次に目的の回転展望台を目指す。が霧か雲か、が出てきて走っていても景色が見えなくなってきた。回転展望台の駐車場に着いたころには、日本海を見るどころじゃない。

とりあえず回転展望台だけ写真に撮り、先に進むことにした。さっきの小展望台に行っておいてよかった。

寒風山回転展望台

寒風山回転展望台。見ての通り雲だか、霧にかかって回転展望台すらはっきりと見えない。

出発の時間が遅かったため、回転展望台を出た頃にはすでに4時半。男鹿半島制覇を諦めて、一路キャンプ場へ戻ることにした。

寒風山を過ぎて山を下りた所でR101に合流。そのままR101→秋田自動車道に入る。問題なく北上江釣子ICで降り、側にあるジャスコで晩飯の買い出し&前日も入ったスーパー銭湯で疲れを落とした。

相変わらず夜10時で真っ暗になるキャンプ場で、夕食を作りながらこの日は終わっていった。

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