バラギ湖キャンプツーリング2005

2005.9.29(木) ? 10.2(日)

走行軌跡

走行軌跡

←クリックすると大きな地図が見れます。(pdfファイル 1.5MB)
ブラウザのプラグインで見るより、ダウンロードしてAcrobat Readerで見た方がちょっとキレイでスクロールしやすいかも。

今回は走行軌跡に加えて、各休憩ポイント等を入れてみました。
何かしら表示がある部分では写真を撮っているので、ツーレポと合わせてお楽しみ下さい。

ツーリングルートと各ポイントをGoogle Mapsで表示

ツーリングレポート

9月29日(木) その1

晴天の中爽やかツーリング、そしてキャンプ場で待ち受けていたものとは・・・

久々のキャンプツーリングとなる今回の行き先は、私のキャンプツーリングの原点とも言えるバラギ高原青少年野外活動センター。

ここを拠点に、渋・湯田中温泉への下見&志賀草津道路ツーリング、真田町への温泉まったりツーリング。

渋・湯田中温泉は7月末に温泉宿一泊ツーリングの予定だったが、諸々の事情で中止になっていた。今回は来年行く事を予定して、その下見と志賀草津道路のワインディングを楽しもうという目論見。

参加者はブラックバードの友人と私の定番の2人。日程は元々9/28 - 10/1を予定していたが、9/28の群馬の天気が降水確率40%であったのと地元の天気も今一つ優れない感じなので、友人からの電話で一日ずらす事にした。

後々この決定が間違いでなかった事を身にしみて体験する事になる。

出発日当日、天気は晴天。ちょっと肌寒いと思い、ウィンタージャケットのインナーを外した装備で出発。走ってみるとそれでも寒く感じ、トレーナーを着込んで丁度良い暖かさ。

いつもは青梅ICから圏央道に乗っていたが、横田基地近辺は交通量が多いので、一番手前の「あきる野IC」から圏央道に乗る事にした。

高尾街道を走っていると「圏央道」の標識が目に入った。目的の「あきる野IC」への方向が地図と違うなと思いつつ標識通りに進む。

すると到着したのが「日の出IC」。どうやら標識は今年始めに開通したあきる野ICには対応していないらしい。

圏央道から関越自動車道に入り、最初の高坂SAで荷物の状態の確認も兼ねて朝食休憩。

高坂SAにて

高坂SAにて。
晴天の爽やかな朝。

高坂SAにて

キャンプバッグとテントを積み込んで。
タンクバッグにはGPSとツーリングマップル。

その後、上里SA、横川SA、とサービスエリア毎に休憩し、降りる予定の東部湯の丸ICと併設されているSAにて休憩。

そろそろガソリンが無くなってきたので、このSAで給油。IC降りてすぐの交差点にあるサークルKにてライダーの燃料も補給した。

高速を降りて県道79号(浅間サンライン)を走り、湯の丸高原方面を越えてR144に出るため「別所」交差点を左折。

湯の丸高原を越える県道94号「東御嬬恋線」は2002年にバラギ湖キャンプに来た時、帰りに通ろうと思っていた道。(その時は曲がる所を勘違いし、鬼押ハイウェイへ行ってしまったが・・・)

実際走ってみて、見覚えのある道だと思っていたら、以前友人とよくスノーモービルを乗りに来た「湯の丸」への道だった。

順調にR144に出て、バラギ高原への道を少し過ぎた所でJAのスーパーで晩飯と翌日の朝食の買出し。

キャンプバッグの上にさらに買った食材を積み込みバラギ高原へ向けてR144をちょっと後戻り。高原へ向かって山道を登って行く途中、心なしか涼しくなってきたような・・・。その後3年ぶり懐かしのバラギ高原に到着。

野外活動センターでキャンプの受付。ゴミの回収が有料になったとの事で一袋40円のゴミ袋を2枚購入。3泊4日2人で1,280円。

受付の人曰く、「だいぶ冷え込んできたよ」との事。「もしかして10度きってますか?」の問いに「多分10度以下だろうね」との返事。

「うわー、厳しいなー」と言いつつも、2人は「ちょっと寒けりゃカッパ着れば問題ないでしょ」と口に出さないまでも思っていたのだが、それが大間違いだった事に後々気付かされる事になる。

バラギ高原青少年野外活動センターのキャンプ場

バラギ高原青少年野外活動センターのキャンプ場。
3時半頃の撮影だがちょっと薄暗い。

バラギ高原青少年野外活動センターのキャンプ場

先客は車で来ていた1グループのみ。
湖の近くに設営していた。

テントの設営と荷物の搬入が終わって一段落。イスに座ってマッタリしていると、心なしか肌寒くなってきた。湖側からはソヨソヨと冷たい風が吹いてくる。

段々肌寒いどころか寒くなってきた。身体の芯まで冷えきってしまう前に上下カッパを着込み、サンダルを止めてバイク用のシューズに履き替える。(もちろん靴下を履いて)

カッパを着ても寒く、もっと寒くなる前にさっさと晩飯を食べて風呂に入って寝ようと言うことになり、持ってきた米に炊出しご飯の素を入れ米を炊く。

ウィンナーの湯煎と炊出しご飯を食べると、少しは寒さが和らいできたが、せっかく買ったからと飲んだビールは厳しかった・・・。

寒さは相変わらずで、さっさと近くの温泉「湖畔の湯」へ。寒さへの怒り?を解消しようと温泉を堪能しようと思っていたが、身体を洗ってお湯を被っているだけで身体が温まってしまう「烏の行水」の私は、温泉に浸かると、すぐにもう限界とさっさと風呂からあがった。

今までの寒さが嘘のように身体がポカポカに温まったままテントへ戻り、少し時間は早いが(9時頃)寝袋に入っておけば寒くないでしょうということで就寝。さすがにポカポカ身体が暖かかったのでトレーナーとカーゴパンツのまま寝袋に入った。ところが・・・。

私は夢を見ていた。そこでも私はキャンプをしており、雨が降っている。するとテントは雨漏り。雨漏りを塞ぎながら、これじゃあ「”寒くて”たまらないなー」と思っていた。

場面は変わり、一転して私は暖かい室内で暖かいスープ等が出されたパーティーらしき所に友人達といた。なぜかキャンドルも灯っていて、あー温かいなぁと感じていた。

というところで目が覚めた。としばらくその「暖かさ」を感じていた?が、次の瞬間猛烈な寒さが襲ってきた。

暖かい夢を見ていたせいか、身体の毛穴が開いている状態だった。

夢の最初の場面は実際身体が感じている状態、次の夢はそれを少しでも和らげようとしたのか暖かい夢。

よく寒い時寝たらダメだなんて場面をテレビで見るが、もしかしたらこういう事なんじゃないか(身体が寒さを感じず、毛穴が開いてしまう)と思っていた。

時計を見ると、な・な・なんとまだ0時! カッパを着込んでも寒さは変わらず、うつらうつらとしながらバイクのジャケットをさらに着込んだり、靴下2枚履きなどで寒さと格闘し、寒さに震えながら6時半起床。

この日もバラギ高原に着いた時と同じ、雲が厚く空気が冷たかった。また今晩の寒さが憂鬱だ・・・。

冷たげなバラギ湖

9/30 AM8:30冷たげなバラギ湖。

バラギ高原青少年野外活動センターのキャンプ場

夜の寒さを予感させる厚い雲に覆われたキャンプ場の朝。

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