馬籠・妻籠キャンプツーリング

2003.5.24(土) ? 26(月)

5月24日(土)

温泉へ&帰り道の遙かな旅

キャンプツーリングにはまりだした私の今回のツーリング先は、馬籠、妻籠の宿場町。ブラックバードの友人が以前から行きたかったという長野県旧中山道にある馬籠とその北側にある妻籠の宿場町を観光のメインにした。参加者はブラックバードと私の二人。

6時に自宅を出発、中央高速に乗る。今回は距離も比較的近いし、時間は余裕がありそうだ。談合坂SAで朝食を取り、馬籠の宿場町へ歩いていけるという神坂SAに向かう。

神坂PAにて

神坂PAにて。沢山のツバメが神坂PAで飛んでました。

巣作りをするツバメ

トイレの軒下で巣作りをするツバメ。

神坂PAに到着したが、まだ11時で時間はある。でも神坂SAから馬籠の宿場町まで1Kmはかるく歩かなくてははいけないようなので、観光は翌日にしてそのままキャンプ場へ向かうことにした。

今回のキャンプ場は岐阜県恵那郡串原村の奥矢作湖の湖畔にある奥矢作勤労青少年レクリエーションセンター。他にも安くて馬籠に近いところもあったが、7月から開設の為ここに決めた。といっても、ここも安くて一人400円+区画料1000円。

中央道の中津川ICを降り、R19→R257に入る。そろそろ昼なので、食事を取れるところを探す。どうもパっとした?ところがなく、突っ走り続けてしまった。阿木川ダムを越え、右手にモンゴル村(ゲルに泊まれるらしい)を過ぎ、県道20号を右折。あれよあれよという間に、奥矢作勤労青少年レクリエーションセンターに到着してしまった。

奥矢作勤労青少年レクリエーションセンターの管理棟兼宿泊棟

奥矢作勤労青少年レクリエーションセンターの管理棟兼宿泊棟。
廃校を利用して、各施設を開放している。

奥矢作勤労青少年レクリエーションセンターキャンプ場

奥矢作勤労青少年レクリエーションセンターのオートキャンプサイト。左手の上に管理棟、右手に奥矢作湖がある。
とても静かできれいなキャンプ場。(トイレもとてもきれい)

設営も終わり、とりあえず昼食&晩飯の買い出しに行く。

R257に出て、R153にぶつかったところで右折、道の駅を過ぎた右手にスーパー「スパー」があるのでここで買い出し、隣のラーメン屋で昼食を取る。

一度戻って荷物を置き、温泉へ。売木村に”こまどりの湯”というのがあるので、ここへ行くことに決まった。これが温泉へ&帰り道の遙かな旅の始まりだった。

温泉への道は単純でR257からR418に入ってひたすら真っ直ぐで着く。ので、ひたすら真っ直ぐ行った。でも、道はくねってる...ひたすらくねってる...道は狭い...ひたすら狭い...砂が浮いてる...工事してる。

凄まじい国道を走りながら、やっと”こまどりの湯”に到着。疲れた。温泉に来た為の疲れだけを取りに来た感じ。風呂はそこそこ広かったし、露天風呂もあったのでよしとするか。

帰り道はもう同じ道は嫌だ!ということで、県道46号→R153→県道20号→R257→県道20号で戻ることに決めた。このR153から県道20号がくせ者だった。

R153からR257→県道20号でも帰れるが、R153から一度県道20号に入った方が近道になる。キャンプ場前の道も県道20号で片側2車線あるので大丈夫だろうと思っていたのが間違いだった。行きよりも困難に遭遇するとは...。

順調にR153に入り、いよいよ県道20号に入る。手前に道幅2m以下の看板が。ちょっとやばいかも。でも、せっかくだから行ってしまえ。とりあえず狭いけど、問題なさそう。

あれっ?道が分かれてる...地図は真っ直ぐなのに。とりあえず山道側の右に行ってみよう。やばい...どんどん山に入って行ってる。さっきの道は川沿いの左だった。

すぐに戻って川沿いの道を行く。あれっ?また分かれ道?またしても地図にはないのに。今度は河を渡る橋に行く道がある。とりあえず友人が橋を渡って、先の様子を見に行く。橋を渡った道沿いに民家があり、道は民家の庭先へ続くような雰囲気になってるらしい。こっちは駄目らしいので、そのまま川沿いの道を行く。

ところどころかなりの砂が浮いてるは、辺りは暗くなってくるはで、地図ではたいした距離じゃなかったのにえらい走ってきた気がする。不安になりながらも、走っていると道が広くなって民家が出てきた。

さらに進むとR257にぶつかり、キャンプ場に戻ることができ温泉へ&帰り道の遙かな旅?は終わりを告げたのでした。

しかしさらに疲れさせる出来事が!戻ってきてくつろごうとテントから椅子を出そうと掴む。なんか濡れてる。あ?っ!テントに水たまりが出来てる!なんで?。あ?っ!新品のシュラフまで濡れてる!。テントの下にひいてるビニールシートがちょっとずれていたので、地面からしみ出てきたのか?なんで?なんで?。

「そこに置いてある、ソフトクーラーは?」友人の一言で持ち上げてみる。これだ?!温泉に行く前に買い出しして飲み物といっしょに、中に氷を直接入れていたのだ。まさか漏ってるとは。約10年来の付き合いであるソフトクーラーだったけどここで決別を心に決めた。

椅子はガスランタンで強引に乾かし、シュラフは袋のみの被害、テントの中はシルバーマットでせき止められていたので、一部ふき取りで事なきを得た。これで安心して眠りに就くことが出来たのであった。

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