Cycle:ya!(サイクルヤ)キャンプツーリング

with GSX-R1000 2001.9.8(土) — 10(月)

9月10日(月)

台風接近

夜が深まるにつれて、雨風が強くなってくる。上からは飛び出した木を伝って雨が垂れてくる。上のカバーはちゃんと閉めてなかったせいか、風で膨らみ雨が直接入ってきたりする。

これでは寝ていられない、と3人で外に出てカバーをしっかり閉め直す。少しはましになったけど、カバーを固定する木が自然の曲がりで完全には閉まりそうになかった。

蒸し暑く、雨風が激しかった夜を越え朝を迎える。風は止み、小雨、霧雨程度だ。まだ、台風がそれほど接近しておらず、その影響が出ているだけみたい。

キャンプの予約は二泊三日でしていたので、頑張ってもう一泊することに。

この日は河津七滝見学と晩飯の買い出しに車で下田まで行くことにしました。河津七滝に着く頃には雨はほとんど降っておらず、見て回っているときは時折小雨が降る程度だった。

寝る時のポジション

寝るときはこの様に壁沿いに寝ます。

ティーピー

このカウルが仇に・・・。

海沿いで突然

ようやく朝。台風の状況を確認。そろそろ静岡の西あたりに上陸しそう。ほんとにやばい。幸い今は雨風が弱いので、すぐに撤収することに。ラッキーなことに車があるので、よけいな荷物は車に積んでもらい、早速出発。

カッパを着込んで海岸沿いの道R135に向かう。だんたんと風が強くなってきてR135に出るとやっぱり海がかなり荒れていた。早く戻らないとまずそうだなぁー、と思ってアクセルを開けた時、海から突然の強風が。

おーっ!!瞬間的にバイクを風の吹いてきた方向にかなり倒したが、カウルがモロに横風を受け止め、私はそのまま左にあるガソリンスタンドへ。スタンドの敷地内に入ってぎりぎり止まる事ができた。マジでやばい。身の危険を感じ、速度を40km/h巡航で海沿いの道を走ることにした。

途中、海側からの強風をバイクを止めて避けながらも、なんとか最大の難所、真鶴有料道路に。

有料道路に入ってちょっと走ると、渋滞してる。しかも、海がすぐ近くのところで。時々、波のしぶきが道路に入ってくる。こりゃぁ、やばい。すぐにUターンして旧道に進路変更。

ちょっと走るとこれまた渋滞に。台風に追いつかれるー!と思いながら、進んでは止まりの繰り返し。左のスペースが空き、早速すり抜け開始。幸い山道なので風はちょっと弱いみたい。

雨には降られながらも、風は少し弱いまま渋滞の先頭付近に。旧道と有料道路の合流&合流してすぐ片側通行の為、渋滞していたみたいだ。渋滞を抜け、このまま台風を引き離すため小田原厚木道路に入る。さすがに風はあったが、厚木が近づくにつれ雨風が弱くなってきた。どうやら台風を引き離したようだ。

そのまま何事もなく、無事帰宅。台風は温帯低気圧に変わっていた。

これがGSX-R1000との最後のキャンプツーリングになってしまった事は残念でなりません。もっと気持ちいいキャンプツーリングもしたかった!

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